解体屋か、それ以外か。

【帯広・十勝エリア】解体屋か、それ以外か。

最近、帯広や十勝エリアのネット広告や解体現場で、これまで見かけなかった名前の業者を目にすることが増えてきました。他分野で活躍していた会社が、新しく解体工事の分野に参入するケースが増えているのです。

例えば、長年別の料理を専門にしていたお店が、ある日突然こう言い出したとします。
「今日からフグ料理、はじめました！」

フグはご存じの通り、毒を持つ魚。調理には専門資格が必要で、知識や技術がなければ命に関わります。それなのに、ただ「できますよ！」と言われて出されたフグ、あなたは安心して食べられますか？

解体工事も、実は許可や資格が必要な専門工事です。さらに今は、アスベスト（石綿）調査や除去に関する高度な知識と経験が不可欠な時代。工事現場の安全管理、近隣への配慮、騒音・粉じん・振動対策など、すべてが法律（コンプライアンス）に基づき、正しく行われなければなりません。

一歩間違えれば、近隣からの苦情や健康被害、そして訴訟といった大きなトラブルに直結します。

解体工事や土地取引では、見えない部分に大きなリスクが潜んでいます。
適切なアスベスト対策や廃材処理を怠ると、健康被害だけでなく、近隣関係の悪化や多額の損害賠償につながるケースがあります。

ある解体工事では、アスベスト飛散防止の養生や除去作業が不十分なまま工事が行われ、近隣住民から「「健康被害が心配だ」と苦情が殺到しました。
結果、工事業者と住民との関係が悪化し、その後もご近所づきあいがぎくしゃくしたまま。
長年住み慣れた地域にもかかわらず、住みづらくなってしまったそうです。

別の現場では、アスベスト調査や除去作業の不備が発覚し、行政から工事中止の指導が入りました。
工事再開には調査・除去のやり直しや再申請が必要となり、数か月単位で工程が遅延。
その影響で、予定していた新築工事の着工も大幅に遅れ、建て主様が深刻なスケジュールの狂いに悩まされました。

新築工事のために土地を掘削したところ、大量の解体廃材が地中から山のように出てきたケースもあります。
その処分費だけで高額な金額にのぼり、想定外の出費となりました。

また、土地売却のために解体を行ったものの、実は過去の工事で廃材が不法に埋められており、購入者が家を建てる際に発覚。
購入者から高額な処分費を請求されるというトラブルも実際に起きています。

アスベストや埋設廃材のリスクを軽視すると、健康被害、近隣関係の悪化、工期の大幅遅延、そして多額の追加費用や損害賠償に発展します。
解体工事や土地売買では、必ず事前調査と適正処理を徹底できる信頼ある業者を選ぶことが重要です。

私たち有限会社柴田工業は、帯広市・十勝エリアで20年以上、解体一筋。公共工事から住宅・店舗まで、豊富な実績と経験を持ち、許可・資格、アスベスト対応まで全てお任せいただけます。

まさに「フグ専門店」が安心してフグを提供できるように、私たちは安心・安全な解体専門業者として、責任を持って工事を行います。

新しく解体業界に参入した業者がすべて危険というわけではありません。ですが、経験や資格、法令遵守の体制が十分でない場合、思わぬリスクを抱える可能性があります。

だからこそ、「解体屋か、それ以外か」——その違いを、あなたのために、ぜひ知ってほしいのです。

解体工事・アスベスト工事（北海道帯広・十勝エリア）
住所：北海道河西郡芽室町東10条7丁目3-10
電話番号：0155-62-8424
公式サイト：https://shibata-k.net/
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